Bruno Pronsato/Why Can't We Be Like Us

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 アメリカ出身Steven Fordの別名義Bruno Pronsatoによるアルバム二作目。2008年Hello? Repeat Records よりリリース。こめかみのほくろ。

 

 彼はテキサスのメタルバンドでドラム叩いていたものの"get Perlonized"(Perlonから出た作品に毒される意)されたため脱退、シアトルに転じミニマル・テクノ系ミュージシャン兼プロデューサーとして活躍するように。ベルリンに移住してからはおもにヨーロッパシーンんで広く知られる。

 

 ミスト立ちこめる暗いダンスフロアといった印象の音色。Perlon的執拗なまでの反復シンセのモコモコいう音に加えやはり本職のドラム・パーカッション、ジャジーなピアノがしかし出すぎない、バランスよくミックスされている。水蒸気が揺れてる感じ。没入への誘いが強い。空間的広がりを感じる。

 

 過去日本にも何度か来たことがある。ぜひ生で聞いてみたいもんだ。


【収録曲】
1 Slowly, Gravely
2 What They Wish
3 Same Faces - Different Names
4 An Ill Collage
5 At Home I'm A Tourist
6 Too Few Hellos, Too Many Goodbyes
7 What We Wish
8 Who Is Sarah Stern?
9 Why Can't We Be Like Us?

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